digireka!では、デジタルマーケティング領域専門の転職支援を実施しています。じげんは、複数カテゴリーにおける日本最大級のアグリケーションサイトの展開に加え、自社メディア運営やその他多数の事業を展開する東証一部上場企業です。今日は、じげんへの転職を検討されている方にむけて、2019年3月期第2四半期決算を参考に、同社の業績についてまとめていきます。
そもそもじげんとは?
株式会社じげんは、虎ノ門に本社を構える従業員数359名の東証一部上場企業です。
2006年6月の設立から年々増収増益を達成しており、Great Place To Work®Institute Japanが主催する 「働きがいのある会社ランキング」においても、毎年常連のごとくランクインしています。
ライフメディアプラットフォーム事業を主たる事業として、アルバイトEXや転職EX、中古車EXなどのアグリゲーションサイト、リジョブや求人情報ビズなどの掲載課金モデルサイトなどの運営を行っています。ちなみにアグリゲーションサイトとは、複数サイトの情報がまとめて掲載されているWEBサイトの事を指します。例として求人検索サイトのindeedなどがそれに該当します。クライアントメディアに対する送客(成果報酬型)が主な収益源になります。
2019年3月期第2四半期決算概要
売上収益、営業利益ともにYonY、QonQで伸長しています。
当初より同社の業績を牽引してきたのは「人材領域」ですが、他カテゴリである不動産領域や生活領域が順調に成長を続けています。伴い、YonY、QonQで増収を達成しています。営業利益に関しても、約30%と高い水準を維持しています。
加えて、留保金課税解消の影響により、四半期利益はYonYで大幅に増加しています。
留保金課税解消とは、特定同族会社(会社の株主の3人以下、およびこれらと特殊な関係にある個人や法人が議決権の50%超を保有している会社)において規定が適用される留保金課税が解消されたという事です。東証一部への市場変更に伴う資本政策によって、代表取締役の平尾 丈氏が株式の海外売出しを実施しており、これに伴い特定同族会社の留保金課税規定が適応外になったことに起因しています。

売上収益構成
次に、同社の売上収益構成を見ていきましょう。
依然として人材領域が同社の収益柱となっていることが分かりますが、生活領域が大きく成長、業績貢献していることが分かります。

インターネットメディア事業の状況
同社はインターネットメディア事業が主たる収益源となっています。事業の状況はどのようになっているのでしょうか。
UU(ユニークユーザー数)
UU数が大幅に増加していることが分かります。掲載データベース(提携メディア)の拡張に加え、SEOをはじめとする内部施策や高CVRを生かした効果的な有料集客が奏功し、全領域の増加に寄与しています。

UU当たり売上収益
一時的にUUあたりの売上収益は減少しています。要因として、UU数の増加に伴う「直接CVに寄与しないユーザー」の増加、提携メディアの単価減少、人材領域における季節性の影響が考えられます。直接CVに寄与しないユーザーは中長期的にCVに寄与する傾向があり、提携メディアの単価調整についても改善可能です。単価上昇に不可欠な顧客基盤の構築が順調に拡大しているため、UUあたりの売上収益はの減少は懸念要素には至りません。

同社はインターネットメディア事業のKPIを、
・UU数
・CVR
・コンバージョンあたり単価
としていますが、総じて下記のような状況となっています。

単価を除くその他KPI指標が順調であるため、単価向上が現状優先度の高い施策になるでしょう。
今後の戦略について
以上を踏まえたじげんの今後の戦略についてですが、引き続きメディアプラットフォームの価値最大化に向けて施策を実行していくことが想定されます。
日本最大級のアグリケーションサイト運営、自社メディア運営により得たデータベースを活用したマッチングテクノロジーの強化に加え、
送客力の強化・顧客基盤拡大・領域の拡張を実施していくことになるでしょう。
同社は内部で行う新規事業の創出に加え、M&Aも積極的に実施しています。上場以来2018年10月末までに、11件、総額約90億円(取得価額)のM&Aを意思決定しており、昨年通期時点でソーシング総数約600件・コンタクトを取ってDDを行った件数約120件と、積極的に企業買収に向けた活動を行っていることが分かります。
今後も継続的に、社外リソースの獲得に向けた活動を展開していくことが想定されます。

まとめ
如何でしたでしょうか?今日は、じげんの直近の決算発表資料を読み解きながら、同社の業績についてまとめていきました。
積極的にM&Aを実施している同社ですが、2015年に買収したリジョブ、ブレイン・ラボ、エアロノーツ、それぞれグループ化後も順調に拡大していることから、買収のみならず、その後のPMI等においても、社内の経営人材、経営ノウハウを活用し見事成功させていることがうかがい知れます。
じげんへの転職を検討している人は、是非参考にしてみてください。
【関連記事】
【カカクコムへの転職を検討している人向け】2018年通期決算から、カカクコムの業績について知る
【アイスタイルへの転職を検討している人向け】2018年6月期通期決算から、アイスタイルの業績について知る
【弁護士ドットコムへの転職を検討している人向け】2019年3月期第2四半期決算から、弁護士ドットコムの業績について知る
【LINEへの転職を検討している人向け】2018年第3四半期決算から、LINEの業績について知る
